おはようございます^^本日はコーキングについてのお話パート2です!
パート1はこちらからどうぞ!↓
http://www.sapporo-tosouya.com/blog_detail.php?cd=38&y=2014前回書いたのは打ち替えの際のお話でしたね。その続きから書きたいと思います。
前回コーキングの打ち替えの際に全撤去、打ち直しが良いというお話をしましたが、更に打ち替える前に重要な工程があります!それはプライマー(密着を良くするもの)・・・・は勿論ですが、プライマーではなく撤去した時に初めて判明するものがあります。
それはバッカー(バックアップ材)です!こんなやつです↓
現物はこんな感じ↓
これはコーキングの下に隠されていて、撤去しなければ入っているか入っていないかわかりません。
撤去すると1枚目の写真のように出てきます。が、入っていない住宅もあります。
まずこのバックアップ材はなんの役割をするのか、という事ですが、わかりやすく言うとコーキングを切れにくくするものです。
コーキングは通常2点(左右、又は上下)接着で打たれます。
画像でみると赤線部と黄線部分の2点です。これが通常の施工。奥の黒い×部分に接着しません。これはバックアップ材が入っている場合に可能な2点接着で、コーキングの本来の収縮力を発揮します。
しかし、バックアップ材が入っていない住宅はコーキングを打った時に奥の黒い×部分にも接着してしまいます。
奥、上、下で3点接着になります。2点と3点、どちらが伸びるかイメージするとわかりやすいです。
例)
①一つのゴムを二人で引っ張る場合
②一つのゴムを三人で引っ張る場合
どちらが先に切れますか??という事です。勿論②の方が先に切れますよね。コーキングは建物の揺れ、動きに追従するものですから、この例と同じ状態です。なのでバックアップ材が入っているか、いないかでコーキングの耐久年数(伸縮率)は変わります。
ということで、弊社ではコーキングを撤去した際に、バックアップ材が入っていなければ、入れています。
※目地があまりにも細く、入らない住宅は除きます。
細かいことですが、住宅を長持ちさせるには重要な工程です^^
残念なことに入っていない住宅も結構ありますし、そもそもバックアップ材が何か、だったり2点接着すら知らない、なんてところもあると思います・・・。当社では施工の際には必ず確認して行っていますのでご安心下さい。
以上、コーキングについてパート2でした!参考になりましたでしょうか?
次回はコーキングを打った後のお話を書かせて頂きたいと思います^^では^^