おはようございます!本日はコーキングについてのお話です。
よくコーキングが切れている、劣化していると言われる状態はこんな感じです。
ここまで切れているとコーキングの役目を果たしていないような状態です^^;
コーキングが切れてしまうと、壁材に水が染み込み、内側からボロボロになってきたりします。
雨漏り等の原因になることもあります。なので当社では外壁の塗り替えの際には、間違いなく打ち替えを行います。
いくら表面がきれいになったところで内側からボロボロくるんじゃ意味ないですからね(笑)
しかし「コーキング打ち替え」と言っても、
「コーキング部分撤去(Vカット)、打ち替え」や「コーキング増し打ち」や「コーキング全撤去、打ち直し」など色々あります。勿論、当社は全撤去打ち直しです。(窯業系サイディング、スチールサイディング、モルタル)
ALC等の目地が太く、深いものは(Vカット、劣化が激しい部分は撤去)別ですが、基本は全撤去、打ち直しです。
ALCの目地コーキング↓
増し打ちや部分撤去は結局は上っ面が綺麗に見えるようになるだけです。中が劣化し、硬化していてもわからなくなっているだけです。結果として、クッションとしての柔軟性が無くなり、クラック(ひび割れ)の発生の原因になってしまいます。クラックが入ると、当然その部分から水が入ってきます。
なので当社では基本的に打ち替えは全撤去、打ち直しを行っています。
相見積をとって金額を比較するとウチはコーキングに関しては高いと思います。が、「全撤去、打ち直し」と「部分撤去、打ち直し」と比べられても、高くなるのは当然ですよね。しかし、今の塗装業界では見積もり書がペラッペラの1枚の紙切れで、内容も曖昧、というものが非常に多いです。なので一口にコーキング工事と書かれていても、お客様では判断がつきません。
一番明確にわかるのは数字、金額です。そこで比べてしまうのは良くわかります。業界の見積もり書がもっと明瞭になれば良いのですが、それが実現するのはいつになるか・・・。
という話になってしまいますので、現状で最良の方法はお客様自身が学んで、知識をつける他にありません。
面倒くさい、というのはわかりますが、住宅は一生に何度も何度も購入できるものではありませんよね?
お金があれば別ですが(笑)一番の財産といっても過言ではないでしょう。なので、私としてはお客様には知識をつけて、失敗しない塗装を行って頂きたい、と思っております。このブログが少しでも役に立てば良いな、と思っております^^
と、話が少し逸れましたが(毎回逸れます)要はコーキングは全撤去、打ち直しが良い、ということです。金額は少し高くなりますが、コーキングで手抜きをするとロクなことがありません。あとで壁材がボロボロになったとか、雨漏りしただとかで、その為だけに足場を掛けたり、内部の修繕工事を行ったりする金額を考えれば、間違いなくしっかりやっておくべきです。
今日はそこだけ覚えて頂ければ幸いです^^
次回はコーキングの上の処理についてのお話をしたいと思います^^では^^