札幌塗り替えセンターの、QA お役立ちコンテンツです。
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■塗装工事の基本的な知識
外壁塗装や屋根塗装はなぜしなければいけないの?
外壁や屋根などは様々な要因(紫外線・雨・雪・風・地震・衝撃など)で表面から劣化し、劣化が進めば進むほど、内部に進行して最終的には室内側にまで影響が出る事もあります。
そうならないように劣化が始まる表面(塗膜)の定期的メンテナンスが必要になります。
塗装を定期的にしていれば外壁や屋根の貼り替え/葺き替えは必要ない?
残念ながら塗装を定期的にしていても、外壁や屋根の貼り替え/葺き替え工事が必要になる事は有ります。
塗装は外部的な要因(紫外線や雨・雪など)から建物を守ってくれますが、建物はそれ以外の要因でも劣化してしまいます。
要因は多岐にわたる為、全てを書くことは困難ですが、一例を挙げると「窯業系サイディングの胴縁の配置方法が悪く、通気性が悪くなり、壁体内部の結露によって外壁が内側から劣化してしまった」「室内と外部を隔てる断熱材の不足」など構造が絡むような要因もあります。
又、北海道であれば、「雪の重みで屋根が変形してしまい、雨漏りするようになってしまった」「冬になると常に外壁に雪が密着している状態で直ぐに外壁がボロボロになる」などその地域独特な劣化の仕方も有ります。
これらは塗装だけでは解決できない問題です。
このように劣化の要因は様々ある為、なぜ劣化してしまったのか、どうすれば解決出来るのかということを判断した上で最適の提案を行う事が必要だと思っております。
【壁体内結露による外壁損傷・胴縁等の木部腐食①】
【壁体内結露による外壁損傷・胴縁等の木部腐食②】
①と②のいずれも築年数は10年~12年程度です。
どちらも構造的な問題による壁体内結露が起きていました。
築何年目で外壁や屋根を塗装するべきかがわかりません。
初めての塗装の場合、目安が築10年程度と言われておりますが、お家により異なります。
耐久性の高い外壁や屋根やシーリング材を使用している場合は15年ほど経過しても問題ない場合も御座いますし、構造に問題が有ったり、環境が特殊であるような場合は10年に満たない年数でも手を掛けてあげなければいけなくなる事も有ります。
外壁がボロボロになっている・屋根に錆が出ている・雨漏りしている・汚れが著しいなど、目に見えて問題が有る場合は10 年未満でも業者に見てもらう事を推奨します。
劣化が見られない場合でも目安10年で業者に見てもらう事を推奨致します。
【チョーキング現象】
触ると手に顔料が付着する現象です。
劣化してきている目安になりますが、チョーキング現象があるからと言ってすぐに塗装しないと外壁材がボロボロになったり、屋根が錆だらけになって穴が開くなどという事は有りません。
悪徳業者の中には「今すぐ塗装しないと雨漏りしますよ・・・」などと脅すようなセールスをする方がいるようです。ご注意下さい。
【外壁材の劣化】
外壁材がボロボロになっている場合は何かしら原因が有ります。
塗膜劣化による外壁材劣化もあれば、構造的な問題などの場合も有ります。
明らかに劣化が有る場合は早めに見てもらう事を推奨致します。
【シーリング材の劣化・切れ】
シーリング(コーキング)は雨水を外壁内部に浸入させないようにする為の防水層となります。
シーリングが切れると漏水に繋がる場合が有ったり、外壁材が痛む原因になります。
このような劣化が見られる場合は早めに業者に見てもらう事を推奨致します。
外壁塗装や屋根塗装は何月から何月まで出来ますか?
その年の気温や積雪・雪解け状況により異なりますが、3月中頃~12月頭頃迄が施工可能な目安の時期になります。
基本的に気温が5度以上で極度の多湿でなく、雨天・強風などの悪天候でない場合は塗装可能ですが、それに満たない気温の場合でも乾燥時間を設ける、塗装時間を調整するなどの対応を行う事で施工は可能です。
光触媒サイディングボードの外壁塗装は出来ますか?
光触媒サイディングボードの場合は光触媒の塗装が可能な下塗材を使用するなどの適切な対応を行う事で塗装する事が可能です。
この事は大抵の塗装業者は分かっているはずなので、ご自宅の外壁材が光触媒の場合は事前に業者に伝えましょう。
そこでクリヤー塗装を推奨してきたり、下塗り材が光触媒用の物ではない物を使用する事になっている場合は要注意です。
※弊社は光触媒外壁材の施工実績が有りますのでご安心下さい。
自分の家の外壁(サイディング)のメーカーや製品名がわかりません。そのまま塗装しても大丈夫ですか?
光触媒等の難付着ボードの場合は、下塗材を選定する、事前に密着試験を行うなどの対応が必要になりますが、使用しているサイディング材のメーカーや名前がわからないとなるとまずは調べる必要が有ります。
図面や資料等が残っていればお客様側で調べて頂くとスムーズですが、残っていない場合はカタログ等を見て探す必要が有ります。
カタログにも残っていない場合は調べる事が難しい為、難付着ボードの可能性を考慮して施工します。
又、メーカーと商品名がわかっても同じ見た目で塗膜種類が「光触媒タイプ」「親水タイプ」など複数ある場合は判断できません。その場合も同様に難付着ボードと仮定して進めていきます。
一番重要な「難付着である可能性が有るかどうか」の判断基準は明確な物が無く、経験が物を言うと思います。
〇沢山の見積を行う中で初めて見る外壁材に出会った時
〇サイディング材の厚みが15mm以上
〇塗膜・シーリング材の経年劣化や汚れの度合が通常の住宅に比べてかなり少ない場合。状態が良い場合。
これらの要素がある場合は難付着ボードを疑って調べるようにしています。
ここ最近、光触媒の外壁材の塗装工事依頼を頂いたり、見積に行くと難付着ボードであったりするケースが増えてきています。
今後はますます業者側の判断が重要になってくると思います。気付かずに通常の塗装をしてしまうと数年後に剥離してきたりする事がある為、信頼出来る業者に見てもらう事を推奨致します。
外壁塗装や屋根塗装などの塗装工事の工期はどれくらいでしょうか?
工事の内容や規模によって大きく異なります。通常の大きさのお家の場合で参考程度ですが
外壁塗装工事の場合・・・およそ2週間~3週間程度
屋根塗装工事の場合・・・およそ1週間程度
外壁屋根塗装工事の場合・・・およそ3週間~1ヵ月程度
外部工事の為、悪天候によって工事期間が長引く事も有ります。極端に工事期間が短い業者は・・・
〇標準施工仕様以下の工事内容になっている・・・1回塗りや2回塗りなど
〇必要な工程を省いている・・・下地処理をしないでいきなり塗装し始めるなど
〇乾燥時間を設けていない
〇作業のチェックをしない
等の問題が有る場合も有りますので要注意です。
※極端に短いとは外壁塗装工事で1週間や屋根塗装工事が1日や2日で終わるなどを指します。
■工事全般について
工事を依頼したいのですが、どうすれば良いですか?
お渡しした名刺に記載のメールアドレス・担当者の携帯電話・会社電話番号などお客様の連絡が取りやすい方法でご連絡下さい。
外壁塗装や屋根塗装などの塗装工事の工期はどれくらいでしょうか?
工事の内容や規模によって大きく異なります。通常の大きさのお家の場合で参考程度ですが
外壁塗装工事の場合・・・およそ2週間~3週間程度
屋根塗装工事の場合・・・およそ1週間程度
外壁屋根塗装工事の場合・・・およそ3週間~1ヵ月程度
外部工事の為、悪天候によって工事期間が長引く事も有ります。極端に工事期間が短い業者は・・・
〇標準施工仕様以下の工事内容になっている・・・1回塗りや2回塗りなど
〇必要な工程を省いている・・・下地処理をしないでいきなり塗装し始めるなど
〇乾燥時間を設けていない
〇作業のチェックをしない
等の問題が有る場合も有りますので要注意です。
※極端に短いとは外壁塗装工事で1週間や屋根塗装工事が1日や2日で終わるなどを指します。
工事中は家にいなくても大丈夫?
不在でも問題御座いません。
在宅が必要な場合は事前にご連絡・日程調整を行いますのでご安心下さい。
休憩の時にお茶出しは必要?
お茶出しやお菓子等のお心遣いはありがたいのですが、お客様の負担になる事からお気持ちだけありがたく頂戴させて頂いております。
工事中は不在でも全く問題御座いませんので、ご安心下さい。
工事の時にお家の中のトイレを使いますか?
お手洗いは近くのコンビニや公園の物を使用する為、お借りする事は有りません。ご安心下さい。
工事中にエアコンは使えますか?
はい、使用可能です。
塗料が付着しないように室外機の養生を行いますが、エアコンの使用ができるように行いますのでご安心下さい。
塗装工事中の臭いが心配なのですが・・・
水性塗料・油性塗料(溶剤/弱溶剤)に関わらず、臭気は0にはなりませんが、水性の方が臭気は少ないです。
臭いに敏感な方は水性塗料を使用する事をお勧め致します。
ただし屋根板金などの鉄部に水性塗料を塗装すると剥離しやすかったり、発錆の原因となりますので推奨致しません。
近隣住民に迷惑はかかりませんか?
施工日程が決まり次第、工事前に近隣の方々にご案内をさせて頂きます。
万が一、近隣住民の方にご迷惑をおかけした際には弊社が責任をもって対応致しますのでご安心下さい。
工事開始後に追加料金が掛からないか心配なのですが・・・。
「外壁屋根塗装工事1 式〇〇〇円」のような大雑把な見積書の場合ですと、どこまで施工に含まれているのかがわからず、工事開始後に「ここは含まれていないので、やるなら追加料金が掛かりますよ」などとトラブルに発展する事が多いです。
弊社ではそのような事にならないように出来る限り詳細なわかりやすい見積書を作成し、十分な説明をさせて頂いてから施工に当たっておりますが、足場を掛けて見積をする事は出来ない為、見えない箇所・気付けない箇所というのが出る恐れが有ります。
又、目視で確認できない箇所や施工してみなければ判断出来ない物も有ります。
事前に追加費用が出そうな箇所は見積書に記載するようにはしておりますが、予測できない物も存在します。
ただし勝手に施工して後から請求する事は御座いません。
弊社では追加工事が必要な箇所に関しては必ず確認の上させて頂いておりますので、ご安心下さい。
■室内塗装について
室内で塗装出来るところはどこですか?
沢山ある為、全て挙げる事は出来ませんが、塗装する事が多い箇所は壁や天井・木部の建具や建具枠・敷居・巾木等になります。
クロスの上に塗装出来ますか?
クロスにカビやヤニ、汚れ、捲れ、破損等が無い場合はそのまま塗装する事が可能です。
劣化が見られる場合は塗装の前に適切な下地処理が必要になります。
石膏ボードの上に塗装出来ますか?
石膏ボードの上に塗装する事も出来ますが、適切な下地処理を行わないと塗膜が割れたり、ムラになったり、不陸が目立つ場合が有ります。
■お見積り・契約に関して
対応可能な工事は何がありますか?
塗装工事全般(外壁塗装/屋根塗装/室内塗装)に伴う工事は勿論、全面外壁サイディング工事(撤去貼り/上貼り)、屋根板金葺き替え工事(撤去貼り/上貼り)、雨漏り調査、各種リフォーム工事等の対応が可能となっております。
お見積りをしてほしいのですが、どうすれば良いですか?
弊社HP のお問い合わせフォーム又はメール、お電話にてご依頼下さい。
工事・お見積り対応可能なエリアはどこですか?
札幌市内・札幌市近郊(石狩市/小樽市/江別市/岩見沢市/北広島市/恵庭市/千歳市)を主な施工エリアとしております。
施工エリア外でもまずはお気軽にお問合せ下さい。
お見積りは無料ですか?
お見積りは無料となっております。お気軽にお問合せ下さい。
※遠方の場合は有料になる場合が御座います。そのような場合は事前にお伝えします。
外壁屋根以外のカーポート・物置等の塗装工事のみでも見積や施工は可能ですか?
見積も施工も可能です。お気軽にお問合せ下さい。
シーリング(コーキング)のみの工事でも頼めますか?
勿論です。外壁や屋根のシーリング(コーキング)は雨水浸入をさせないようにする重要な部位です。
外壁のシーリングのみ・屋根のシーリングのみの見積・工事のご依頼も対応しております。お気軽にご連絡下さい。
お見積りの際に必要な物はありますか?
図面があれば図面から積算させて頂きますのでご用意下さい。
図面が無い場合でも現地採寸が可能な為、ご安心ください。
お見積りの時は在宅でないといけませんか?
不在でもお見積りは可能ですが、立ち合いして頂いた方がより詳しく現場確認やお話が出来るのでお勧め致します。
お見積りは土・日・祝日でも可能ですか?
弊社は日曜日が営業定休日となりますので、日曜以外の土曜・祝日は可能です。
※大型連休(年末年始・GW・お盆等)は除く。
お見積りは何時から何時まで可能ですか?
場所や時期にもよりますが、基本的には外が明るい時間帯で9時~18時頃までとなります。
お見積りは冬でも出来ますか?
可能ですが、積雪で見えない箇所が出る為、概算見積になる箇所が出ます。
又、屋根は積雪・凍結の可能性がある為、上る事が出来ません。
雪解け後に再度現場確認が必要となります。
電話でおよその金額を教えてもらえませんか?
電話口にて建物構造・状態等のヒアリングを行い、概算金額をお伝えする事は可能ですが、実際に現地確認をすると大幅に金額に差が出る事もあります。
あまり参考にならないと思われる為、推奨は致しません。
他の業者でも見積りを取っているのですが見積してもらうことは可能ですか?
問題御座いません。
ただし、現地確認・見積提出日の日時が被らないように調整下さいますようお願い致します。
■見積書の内容に関して
複数社の見積を比較した際に記載している建物の大きさ(㎡数/m数など)がバラバラでした。何故ですか?
図面計算なのか現地採寸なのかにより原因は変わると思います。
全業者が図面計算の場合ですと、"①計算を間違えている。②施工範囲を間違えている。③そもそも計算していない。"
①は良く見られます。大きく差異がある場合は再度確認してもらった方が良いです。弊社でも計算間違えがないように気を付けていますが、万が一他社と大きく違う事があればお知らせ下さい。
②は部分施工の場合はあり得ます。事前の打ち合わせをしっかり行う事が重要です。
③は論外ですが、残念ながらこのような業者は存在します。
現地採寸の場合は上記の①~③に加えて建物の形状が複雑になればなるほど、正確性が落ちます。
又、どこまで細かく採寸するかによっても差異が出ます。
そして2Fや3Fなどの手の届かない箇所は概算になってしまう為、差異が出やすいです。
又、現地採寸となると手間が掛かるからか、採寸せずに見積を出している業者もいました。
その他、業者により図面計算だったり現地採寸だったりとバラバラだと差異が出ます。
差異は数平米の物から数十㎡の物まで様々です。
数平米程度であれば許容範囲ではありますが、10 ㎡以上の差異は問題かと思います。
見積を複数取ったら、同メーカーの同塗料を使用するのに担当者に説明された耐久性が違った。なぜ?
「塗料の耐久性について教えて下さい」の内容と重複しますが、耐久性は実際に使用した経験・実績により導かれる物です。
塗料カタログ記載の「促進耐候性試験に基づいた耐久年数」と「実際に屋外暴露された結果」は大きく異なります。
弊社では実際の施工実績や宮古島での暴露実験データなどを参考にして耐久年数をお伝えするようにしています為、促進耐候性試験に基づいた耐久年数とは差異が出ます。
見積を複数取ったらシーリング工事の部分で大きく金額が違いました。何故ですか?
大きく金額が異なる原因はいくつか考えられます。まずは施工範囲です。
弊社では外壁全面改修の場合は既存シーリングも全面施工を基本としておりますが、業者により異なります。
「既存シーリング全てを含む」のか「悪くなっている箇所のみの施工」なのかは事前に打ち合わせをしましょう。
見積書がお手元にあれば、m数を比較したり、施工範囲の記載があるかを見てみましょう。
次に使用材料による金額の違いです。
耐久年数が高い物は材料費も高額になります。
耐久年数や使用材料について記載があるか確認してみましょう。
無ければ担当者に確認した方が良いと思います。
最後は施工方法による金額の違いです。
「既存シーリングを撤去して打つ=撤去打ち」なのか「既存シーリングを撤去せず上に被せる=増し打ち」なのかによって耐久性や金額が大きく異なります。
「全撤去打ち」は既存シーリングを撤去して打つ為、手間や材費が増し打ちに比べて高くなりますが耐久性は良いです。
「増し打ち」は撤去をせずに上に被せるため、手間が掛からず、材料もあまり使用しない為、安く済みます。
ただし既存シーリングの上に乗せるだけなので撤去打ちに比べてシーリング材の厚みや幅を取れない事が多く、その場合は撤去打ちよりも耐久性が劣ります。又、劣化したシーリングの上に新たなシーリングが密着しにくく、剥離する恐れがあるという問題も有ります。又、「全撤去打ち」と「増し打ち」を混ぜた「部分撤去打ち=劣化している箇所は撤去打ち・それ以外増し打ち」というのも有ります。
見積書によってはシーリング工事1式〇〇円のように大雑把な場合も有ります。
使用材料や施工範囲・工法はしっかり確認する事をお勧め致します。
見積書を見ても金額以外でどこを見た方が良いのかわかりません。
「外壁屋根塗装工事1式〇〇円」のような見積書や契約書の場合、どんな工事をするのか、何の塗料を使うのか、どこまでの範囲を施工するのか、プロが見てもわかりません。
このような見積書や契約書で契約してしまうと工事開始後にトラブルになったり追加費用が発生したりするケースが多いです。
塗装工事で失敗しない為にも以下の内容が記載されているかを確認しましょう。
①家の大きさ・・・㎡数やm
※床坪面積は実際の塗装面積(㎡)とは異なります。塗装面積(㎡)で出ていない場合は注意。
②使用塗料・材料名 メーカー名・材料名・シリコン?フッ素?1液?2液?水性?弱溶剤?
③何回塗りか~外壁3 回、屋根3 回、ホームタンク2 回、軒天1 回等・・・部位別に記載があるか?
④施工範囲 全面塗装?部分塗装?(錆止めなどの下地処理等)シーリング(コーキング)は全撤去打ち?部分撤去打ち?増し打ち?
上記は最低限記載があって欲しい内容です。
「書いてあっても私たち素人だし、わからないから・・・」という施主様もいますが、わからなくても良いので書いてあるという事が大事です。
書面にして残させる事で業者側は「書いたからにはこの通りにやらなきゃいけないな・・・」という認識が生まれますし、後から誤魔化す事も出来ませんので悪徳業者を見分けるためにも重要なチェックポイントだと思います。
■外壁について
外壁のサイディングがボロボロになってしまった箇所はどのようにしますか?
まず、何が原因で劣化しているのかを判断する必要が有ります。
原因と劣化の度合により、外壁交換・外壁補修のどちらが良いかを決めます。
判断基準についてはケースバイケースになる為、細かく記載する事は難しいですが、基本的に外壁の内側に原因が有りそうな場合は外壁の交換を推奨しています。
内側に原因がある場合、いくら外側を塗装しても延命できませんし、外壁の中の木下地(胴縁)なども腐っている可能性がある為です。
外壁が変形して波打っているように見えるのですが、大丈夫でしょうか?
外壁材が変形している状態で放置してしまうと、外壁のヒビ割れや釘浮きが起こりやすくなったり、シーリング(コーキング)が切れやすくなるなどの悪影響が有ります。
何故変形しているのかによって対応方法は変わってきますので、変形が見られる場合は、まず業者に見てもらう事を推奨致します。
外壁が大きく波打っており、シーリングも切れています。
外壁(窯業系サイディング)の釘が浮いてきているが、大丈夫なのでしょうか?
釘抜けという現象自体で判断するというより、何が原因で釘が抜けてきているのかによって重大性が変わってきます。
窯業系サイディング釘留めの場合、釘が浮いてくる事は良くあります。
外壁材自体が経年劣化し、変形したことによるものや、木下地(胴縁など)が膨張・伸縮する事によるもの、木下地に釘が届いていない、又は位置がズレている事によるものなど原因は様々考えられます。
単純な塗膜の経年劣化による外壁材変形の場合は、適切な時期に塗装をする事で吸水しにくくなり、変形が治まり、釘が抜けにくくなってくれるかもしれません。
しかし外壁の内部的な問題や漏水等で外壁材自体が変形したり、木下地が腐食した事による釘抜けの場合は重大な問題です。
あくまでも1つの判断材料としてですが、抜けている釘を引っ張ってみて簡単に抜けてしまう(効いていない)箇所が多い場合は、内部的な問題が起きている可能性が有ります。
このような判断はプロでなければなかなか難しい為、信頼できる業者に見えてもらう事をお勧め致します。
又、釘抜け自体は良く起こるとは言っても、窯業系サイディング自体を劣化させる原因になる為、釘を打ち込み直したり、効きが良くない場合はビスに打ち替えたり、抜いてコーキング等で埋めるなどの対応が必要になります。
外壁にヒビ(クラック)が入りました。雨漏りしないでしょうか?
建物の構造により異なりますが、2次防水層(透湿防水シートやアスファルトルーフィングなど)が無い場合は、ヒビが雨漏りに直結する場合も有ります。
クラックを見つけたら、まずは業者に見てもらう事を推奨します。
窯業系サイディングのクラック
モルタルのクラック
窯業系サイディングのクラック
モルタルのクラック
ヒビ(クラック)の補修はどのように行いますか?
外壁材の種類やヒビ(クラック)の太さなどにより対応方法は異なりますので、ケースバイケースとなります。
単純に塗料で埋まるような表面上のヒビの場合は、そのまま塗装するだけで良い場合も有りますし、普通の塗料よりも少しドロッとしたサーフェーサーという下塗り材を使用する事も有ります。
塗料では埋まらないようなヒビであれば、サイディングの場合は外壁材の交換又はパテ補修、モルタル・RCなどの場合はUカットなどのクラック補修を行う場合が有ります。
モルタルやRCの場合で、ヒビ部分から錆汁が出ていたり、白い粉のような物(エフロ)が発生している場合は内部に水が浸入している可能性が高い為、Uカットを行う事を推奨しています。
エフロの発生
クラック補修(U カット)
エフロの発生
クラック補修(U カット)
■屋根について
冬に屋根から落ちてきた雪を見たら、屋根の色が付いていました。屋根に何か問題があるのですか?
屋根の塗膜が劣化してくるとチョーキング現象(触ると手に顔料が付着する現象)が起きます。
例えば赤い屋根であれば、赤い色が雪に付きますし、青い屋根であれば青い色が付きます。
これは塗膜が劣化してきているサインです。
チョーキング現象が起きているからと言って、すぐに屋根が錆びだらけになったり、穴が開いたり、漏水したりすることは有りませんが、そろそろ塗装した方が良いかな?と考える1つの目安にして下さい。
写真は外壁のチョーキング現象ですが、屋根の塗膜も劣化すると同じようにチョーキングが起きます。
雪止め金具の交換は必要ですか?
雪止め金具が錆びて、その錆を屋根がもらってしまい錆びてしまう事が良くあります。
雪止め金具には鉄・ステンレス・樹脂などの様々な材質の物が有りますが、どれも独自の劣化が起こり、定期的な交換が必要になる為、弊社では塗装のタイミングで雪止めの交換を推奨しております。
万が一交換を行わない場合でも雪止め金具の脱着は最低限行うようにしてください。
金具と屋根の接地面は錆びている事が多く、劣化が酷い場合は雪の重みで屋根のハゼ部分が千切れて落ちてくる事も有ります。
冬の間は屋根の雪下ろしは必要ですか?
あくまでも札幌では必要ないと思っています。単純に危険なのでやめた方が良いです。
ただし、岩見沢などの雪が多い地域に関しては雪の重みで建物が倒壊したり、ドアが開かなくなる場合があるようです。
そのような場合は別ですが、基本は必要有りません。
また、その他の理由でどうしても雪下ろしを行う必要がある場合は、剣先スコップなどは使わないようにしてください。
よく塗装のお見積りに伺うと、誤って屋根に穴を開けてしまった・・・という方がいらっしゃったり、板金が傷だらけになって錆が出たりしている住宅が有りますのでご注意下さい。
屋根のスノーダクトカバーは必要ですか?
住宅によります。まずスノーダクトカバーがどんな役割をするか、を知る必要があると思います。
(※アルファ工業 ポリの介 HPから引用。)
このように樋部分にスノーダクトカバーを取り付けます。
役割としては・・・
①樋の中に雪が入らない。=ドレン(排水口)が雪で塞がったり、凍結しない。
②樋の中にゴミ・枯れ葉などが入らない。=ドレンにゴミが詰まったりしない。
といった役割が主な役割です。つまり、ドレンから正常に排水する事が出来るようにする為に取りつける訳です。
※ドレンから正常に排水出来なくなると、オーバーフローと言って、室内側に大量に漏水が起きます。
既に樋の中に排水路ヒーター(熱線)がある場合、電気代は掛かりますが、スイッチさえ入れておけばドレンが凍る事はない為、スノーダクトカバーは不要です。
ただし、排水路ヒーターが無い住宅でも、ドレンが凍らない住宅も沢山有りますので、ヒーターが無いからと言って必ず必要という訳では有りません。
過去に一度でも凍った場合は排水路ヒーター又はスノーダクトカバーの取付けを推奨致します。
又、枯れ葉については立地により、毎年掃除しないといけない住宅もあれば、10年以上何もしなくてもゴミが全くない住宅もある為、一律必要な物では有りません。
その他、万が一オーバーフローが起こってしまった際に、水を外に逃がす為の「オーバーフロー管」が設置されている住宅も有りますが、オーバーフロー管で外に逃がせる水量は限られます。
3月頃の雪解け時期で大量の雪解け水が発生すると排水が間に合わなかったり、オーバーフロー管自体が凍っている可能性も有りますので、万能では有りません。
総合的に見ての提案が必要になる部分だと思いますので、気になる場合はまずお問合せ下さい。
■シーリング(コーキング)について
外壁のシーリングの耐久年数はどれくらいですか?
実はシーリングも塗料と同じように様々な種類の物が有り、それにより耐久性が異なります。
弊社で使用しているシーリング材は使用塗料の耐久年数と同等の物を使用しております。
例えば耐久年数が8~10 年程度のシリコン樹脂塗装の場合はシーリング材も耐久年数8~10 年程度の物を使用しますし、超高耐久フッ素・無機塗料使用時はシーリング材もそれに見合うような高耐久の材料を使用します。
※耐久年数は材料以外の要因(施工方法)でも大きく変わります。
屋根のコーキングの耐久年数はどれくらいですか?
外壁のコーキングと同様に様々なメーカーから様々な材料が出ている為、物によって異なります。
屋根のコーキング工事は屋根塗装と一緒に依頼される事が多く、屋根塗装で使用する塗料が8~10年程度の耐久性の物であればコーキング材もそれと同等の物を使用します。
屋根塗料を高耐久な物にする場合は、コーキング材もそれに見合う耐久性の物を使用します。
※注意!
コーキングの性能をしっかりと発揮する為には適切な目地幅や目地深さが有る事が重要になりますが、屋根のコーキングは外壁の目地部や開口部のように、深さや幅が適切に取れていて、打ち込めるような箇所は有りません。
言い方が悪いですが、ただ上に乗せるような感じになります。その為、外壁と比べるとどうしても耐久性は劣ります。
屋根自体に錆が無く、良い状態だとしても、屋根コーキング工事は8~10年程度で行う事を推奨します。
見積を複数取ったらシーリング工事の部分で大きく金額が違いました。何故ですか?
大きく金額が異なる原因はいくつか考えられます。まずは施工範囲です。
弊社では外壁全面改修の場合は既存シーリングも全面施工を基本としておりますが、業者により異なります。
「既存シーリング全てを含む」のか「悪くなっている箇所のみの施工」なのかは事前に打ち合わせをしましょう。
見積書がお手元にあれば、m数を比較したり、施工範囲の記載があるかを見てみましょう。
次に使用材料による金額の違いです。
耐久年数が高い物は材料費も高額になります。
耐久年数や使用材料について記載があるか確認してみましょう。
無ければ担当者に確認した方が良いと思います。
最後は施工方法による金額の違いです。
「既存シーリングを撤去して打つ=撤去打ち」なのか「既存シーリングを撤去せず上に被せる=増し打ち」なのかによって耐久性や金額が大きく異なります。
「全撤去打ち」は既存シーリングを撤去して打つ為、手間や材費が増し打ちに比べて高くなりますが耐久性は良いです。
「増し打ち」は撤去をせずに上に被せるため、手間が掛からず、材料もあまり使用しない為、安く済みます。
ただし既存シーリングの上に乗せるだけなので撤去打ちに比べてシーリング材の厚みや幅を取れない事が多く、その場合は撤去打ちよりも耐久性が劣ります。又、劣化したシーリングの上に新たなシーリングが密着しにくく、剥離する恐れがあるという問題も有ります。又、「全撤去打ち」と「増し打ち」を混ぜた「部分撤去打ち=劣化している箇所は撤去打ち・それ以外増し打ち」というのも有ります。
見積書によってはシーリング工事1式〇〇円のように大雑把な場合も有ります。
使用材料や施工範囲・工法はしっかり確認する事をお勧め致します。
外壁のシーリング(コーキング)撤去をした後に雨が降ると雨漏りしないのですか?
住宅の構造により異なる為、一概には言えません。
最近の住宅で多い窯業系サイディングやスチールサイディングの場合で考えてみます。
外壁材やシーリング材は1次防水層と言われる部分になります。
そして外壁の裏側には透湿防水シートや防水気密テープなどと言われる2次防水層が有ります。
この1次防水・2次防水のいずれも突破されてしまった場合に漏水として室内側に出てくる事になります。
その為、万が一外壁材に穴が開いたり、シーリング材が切れていても2次防水層に問題が無い場合は漏水しないと言えます。
万が一、2次防水層に異常が有った場合は外壁を貼る前の工事となる為、建築当初の問題であると言えます。
しかし建物によって2次防水層が存在しない場合も有ります。
その為、一概に雨漏りしないとは言い切れません。
過去に漏水した事がある場合は、2次防水層に問題があるか、存在しないかのいずれかの為、その部分に関しては撤去に優先的にシーリングを打ち込むなどの対応が必要になります。
シーリング(コーキング)は塗装の前にやった方が良い?塗装した後にシーリングした方が良い?
シーリングを塗装前に行う場合と後に行う場合でそれぞれメリットやデメリットが有ります。
説明しやすくする為にシーリングを塗装前に行う場合を「先打ち」後に行う場合を「後打ち」と呼びます。
・「先打ち」の場合のメリット
⇒シーリング材の上に塗装される為、紫外線に直接当たらない=劣化しにくくなる。
・「先打ち」の場合のデメリット
⇒柔軟なシーリングの上に塗膜をした状態で建物が揺れ動くと、塗膜はシーリングに比べて硬い為、動きについていけずにひび割れを起こしてしまい、黒い線が入ったようになって美観が悪くなる。
塗膜がヒビ割れるとシーリング材は切れていないが切れているように見える。
白い外壁などの場合はかなりヒビが目立つ。
ヒビ割れが酷くなると、シーリング上の塗膜が取れてくる事もあります。
写真のようにシーリング材と外壁の色が違う場合は目立ってしまう恐れがある為、先打ちの場合でもシーリングの色と外壁の色を合わせてあげた方が、ヒビ割れや剥離時に目立ちにくくなります。
・「後打ち」の場合のメリット
⇒シーリング材を打ちっぱなしにする為、塗膜割れなどの美観が悪くなる心配がない。
・「後打ち」の場合のデメリット
⇒シーリング材が直接紫外線に当たる為、劣化速度は速い。以上がそれぞれのメリット・デメリットとなります。耐久性を重視するのであれば「先打ち」、美観を重視するのであれば「後打ち」ですが、後打ちにする場合は使用する材料のグレードを上げるなどをすると美観も悪くならずに耐久性を良くする方法も有ります。
■塗料について
水性塗料と油性塗料の違いは何ですか?どちらの方が良いですか?
臭気・耐久性・密着力・塗膜強度・艶感・色味・透湿性等様々な点で違いが挙げられますが、全てをここで説明し、お客様が把握するのは困難です。
それぞれの塗料の特徴を把握し、塗る物や既存状態によってどちらが適しているかという総合的な判断は弊社の知識と経験から最適なご提案をさせて頂きますのでご安心下さい。
簡単な違いのみ説明致しますと、まずは臭気が挙げられます。油性に比べて水性の方が「低臭」となります。
油性の臭いに耐えられない・具合が悪くなりそうなど臭気に敏感な方は水性塗料での施工を推奨致します。
次に艶感が良く鮮やかな色味も表現しやすいのは油性ですが、水性塗料の中には油性に近い艶感・色味が出るように開発されたものも有りますので、これらは商品により異なります。
そして気になる耐久性については油性の方が上だと考えております。
これは塗料の中に含める樹脂含有量の違いによるものです。
ただし、ここで言う耐久性というのは単に「紫外線に耐える能力」の事です。
総合的に判断するには密着力・塗膜強度・透湿性なども影響してきます。
その為、必ずしもどちらが良いという答えは存在しません。
塗料の耐久性(紫外線に耐える能力)について教えて下さい。
アクリル3~5年・ウレタン6~8年・シリコン8~10年・フッ素12~15年 無機15~20年
一般的には「アクリルが一番安価で耐久性が低く、無機塗料が高価で耐久性が高い」というように覚えておくとよいかもしれません。
ただしこれらも商品(塗料メーカー)により大きく異なります。アクリル塗料でもシリコン樹脂と同等レベルの物も有りますし、フッ素塗料でもシリコン塗料とさほど変わらないような耐久性の塗料も御座います。
さらに同じフッ素樹脂でもメーカー間でまるっきり耐久性が違う物も有ります。
その為、一概に塗料の樹脂のみで耐久性を考える事が出来ないのです。実際に使用した経験・実績や屋外暴露実験データなどを見ながら、最適な提案をさせて頂きます。
塗料には1液性と2液性があると聞きましたが、どちらの方が良いですか?
2液性塗料の方が耐久性に優れますが、材料によっては1液性しかない塗料も御座います。
同じシリコン樹脂でも1液と2液がある場合はより長持ちする2液シリコンを推奨しております。
遮熱塗料や断熱塗料がHP に載っているけど本当に効果があるの?
答えは「弊社で使用している遮熱・断熱塗料は効果が有りますが、体感できるかはわかりません」です。
遮熱・断熱機能がついた塗料は様々なメーカーから発売されている為、全ての塗料で効果があるかどうかの判断は出来ません。
弊社で使用している遮熱や断熱塗料に関しては、実際に使用して効果を実感できた物を採用している為、必ず効果は有りますが、体感は個人差がある事や体感出来る程の効果が出るかどうかの問題、そもそも塗料で改善可能なレベルの物であるのか、などが絡んできます。
遮熱・断熱塗料に関しては「体感出来る・出来ない」をめぐるトラブルが良くあると言われています。
お客様が後で後悔しないように事前にしっかり説明してから施工する事が重要だと思います。
見積を複数取ったら、同メーカーの同塗料を使用するのに担当者に説明された耐久性が違った。なぜ?
「塗料の耐久性について教えて下さい」の内容と重複しますが、耐久性は実際に使用した経験・実績により導かれる物です。
塗料カタログ記載の「促進耐候性試験に基づいた耐久年数」と「実際に屋外暴露された結果」は大きく異なります。
弊社では実際の施工実績や宮古島での暴露実験データなどを参考にして耐久年数をお伝えするようにしています為、促進耐候性試験に基づいた耐久年数とは差異が出ます。
クリヤー塗装は出来ますか?
はい、可能です。
ただし、既存の外壁の汚れが非常に多い場合や劣化が非常に多くみられる場合は塗料の密着の問題からクリヤー塗装を推奨しない事が有ります。
又、一部の難付着ボード(光触媒の外壁材など)に関してはクリヤー塗装が出来ない物も有ります。
耐久年数30年と書いている塗料をインターネットで見つけましたが、本当に30年持つのでしょうか?
弊社では耐久年数30年と言われるような塗料は使用していない為、判断出来かねます。
ただ、もし本当に「耐久年数30年」という実績があるような塗料であれば、まずは戸建て住宅ではなく、そう簡単には塗装出来ないような大型建築物で多く使われているはずです。
弊社もメールや電話でそのような塗料の営業を受けたことが有りますが、実際に大型建築物で使用されたというのは聞いた事が御座いません。
又、「耐久年数30年の塗料」を製造している会社の創業年数が10年や20年程度だったり、出来てから10年や15年の塗料だったりと実績が無いものがほとんどなので、弊社では取り扱っておりません。
現在弊社で取り扱っている塗料の中で最も高耐久(15~20年)としている塗料はAGCコーテック(旧旭硝子)の塗料です。
こちらは実際に塗料が販売されてから30年以上経過していて実績が出ている塗料です。
そしてAGCカタログにも記載されておりますが、誰もが聞いた事があるような大型建築物に多く使われているのが、AGCコーテックのフッ素樹脂塗料です。
高耐久塗料になると高額な金額となる為、弊社では実績が有るものをお勧めしております。
※AGCコーテックのフッ素樹脂「ルミフロン」は一例として東京スカイツリー・大阪城・岡山城・国立新美術館・東京ゲートブリッジ・あべのハルカスなどの建築物に使用されています。
AGCコーテック株式会社HP
https://www.makeup-shop.jp/
※弊社は2019年度北海道エリア施工実績№1 2020年施工実績№2となっております。
又、AGCコーテックより認定優良施工店として認定して頂きました。
【AGCの塗料を使用した外壁塗装ページはこちら】
https://www.sapporo-tosouya.com/campain_detail.php?cd=10
【AGCの塗料を使用した屋根塗装ペーシはこちら】
https://www.sapporo-tosouya.com/campain_detail.php?cd=4
より詳しく知りたい方はお問合せ下さい。
■色や艶などについて
色の決め方はどのように決めますか。
色は小さな色見本帳のみを見て決定すると仕上がった時に「思っていたのとイメージと違う・・・」と後悔してしまう事が有ります。
その為、最初にお渡しする小さな色サンプル帳の中から選んで頂いた希望の色を、A4サイズのサンプル板にしてお渡し致します。
又、色は見る環境によっても異なって見える為、天気の良い時に屋外で確認して頂き、色を決めて頂きます。
小さな色サンプル
A4サイズにした塗り板
小さな色サンプル
A4サイズにした塗り板
外壁や屋根の色によって耐久性に差が出ますか?
塗膜自体の耐久性は変わりません。
ただし、色によっては汚れが目立ちやすかったり、色褪せが目立ちやすい色なども有ります。
外壁や屋根の色によって暑さや寒さが変わりますか?
黒い色と白い色を比較した場合、白の方が熱を持ちにくいですが、あくまでも塗膜表面上での話になります。
建物は断熱材が有る為、室内側で体感できる程、色によって暑さ・寒さが変わるかどうかは住宅により異なります。
色分け(ツートン仕上げ)は可能ですか?
可能です。
現在外壁がツートンになっている場合、単色にすると見た目が単調になってしまう為、ツートンで仕上げた方が良いと思います。
逆に現在の外壁が単色の場合で新たにツートンにしたい場合も対応可能ではありますが、色分けを行う場所を考えなければ見た目が逆に悪くなってしまったりする為、注意が必要です。
色で金額が変わる事は有りますか?
外壁や屋根で使用されるような一般的な色については金額が変わる事は有りません。
真っ赤・オレンジなどの非常に鮮やかな色の場合は金額が高くなる場合が有ります。
ピカピカと光る見た目が嫌なのですが、艶を落とす事は出来ますか?
艶調整は可能です。
ただし塗料によっては艶有りが無いものも有りますし、艶消しに出来ない物も有ります。
艶有塗料は塗膜表面に凹凸が少なく、光の反射が多い為、ピカピカと光ります。艶消塗料の場合は塗膜表面に凹凸を付けて、反射しにくくします。
その為、凹凸が無い艶有の方は汚れが付きにくいですが、艶消しは艶有に比べると汚れやすいという面があります。
又、艶有よりも剥離が起きやすくなる為、弊社では艶有を推奨しております。
外壁塗装のクリヤーの場合も艶を調整出来ますか?
はい、艶調整は可能です。
塗料によりますが、艶有・5分艶・3分艶などから選ぶことが可能です。
艶有りと艶消しを比較した際に、耐久年数は変わりませんが、艶有の方が汚れが付きにくいです。
■雨漏りについて
現在雨漏りしているのですが、塗装をしたら止まりますか?
偶然止まることはあるかもしれませんが、止まらないと考えてください。
漏水を止める場合は散水調査・赤外線調査などで漏水している原因を突き止めてから、その部分の修繕を行う必要が有ります。
雨漏りはコーキング(シーリング)で止まりますか?
偶然止まることはあるかもしれませんが、止まらないと考えてください。
漏水を止める場合は散水調査・赤外線調査などで漏水している原因を突き止めてから、その部分の修繕を行う必要が有ります。
すがもれ(すがもり)・オーバフロー等の対応も可能ですか?
対応可能です。
お急ぎの場合はメールではなく、お電話下さい。すがもれは気温が少しずつ高くなる雪解け時期の3月頃に起こりやすいです。
日中気温が上がると屋根の継ぎ目(ハゼ等)に雪溶け水が入り込み、夜になり気温が下がって凍結する事で継ぎ目を押し広げます。
このように凍結融解を繰り返す事で漏水が起きます。
オーバーフローは季節を問わず起きる可能性が有り、2Fの天井が落ちる程に室内被害は大きくなることが有ります。
万が一オーバーフローが起きた場合は早めの対応を推奨致します。
オーバーフローが起きる原因としてはドレン付近にゴミが溜まっていてドレンが詰まったり、ドレン廻りが凍結したりする事で排水出来なくなったり、排水が追い付かずに漏水する事が有ります。
又、すがもれ予防やオーバーフロー予防工事も対応可能です。ご相談下さい。
このように樋の中や屋根排水口(ドレン)廻りにゴミや枯れ葉が溜まっていると漏水(オーバーフロー)の危険性が有ります。
定期的な清掃を行うか、スノーダクトカバーの取付けなどを推奨致します。
雨漏り調査はお金が掛かりますか?どれくらい掛かりますか?
はい、掛かります。
雨漏り調査は散水調査や赤外線調査を併用して行います。
調査費用のお見積りは無料となっておりますのでお気軽にお問合せ下さい。
(※参考価格)
散水調査・・・¥78000/日 ※漏水箇所1箇所につき。
赤外線調査併用・・・¥30000/日 ※漏水箇所1箇所につき。
※使用機材は「FLIR T540」の高感度カメラを使用しております。
調査報告書作成・・・¥52000 ※漏水箇所数によって変動する場合有り。
雨漏り調査はどのように行うのですか?
通常、散水調査と赤外線カメラを使用した赤外線調査を併用して行い、原因を突き止めます。
ただし目視でわかるくらいの明らかな異常(外壁や屋根に穴が開いているなど)が見られる場合は、まずその部分を修繕する事をお勧め致します。
そのような修繕も弊社で対応可能となりますので、お気軽にお問合せ下さい。
散水調査
赤外線調査
散水調査
赤外線調査
他社で雨漏り調査をして、原因を突き止めて修繕をしてもらったが治りません。何故?
【雨漏りの原因を突き止め切れていない。】
多くの方がやりがちなミスとして、雨漏り原因は1つであると決めつけている事が挙げられます。
雨漏り箇所は1つでも、原因は複数ある場合が有ります。
全て突き止めて治さなければ治りません。
【修繕の仕方が悪い。】
根本的に解決する方法で修繕したのかどうか、という事になります。
例えば「窯業系サイディングからの漏水が起きていた為、シーリング(コーキング)をやり直した」というのは、根本的な解決方法では有りません。
この場合の根本的な修繕方法は「外壁内部の透湿防水シートや防水気密テープを直すこと」になります。
又、単純に施工自体が悪かったりする事なども考えられます。
散水調査とは何ですか?
散水調査とは漏水の原因となっている可能性が高いと思われる部分に水を掛け、漏水を再現する調査方法となります。
水を掛けて漏水した箇所が漏水の原因となります。
赤外線調査とは何ですか?
室内側で赤外線カメラを使用して、漏水が起きているかを確かめる調査となります。
散水調査だけで十分では・・・?と思われるかもしれませんが、以下のようなメリットが有ります。
〇調査時間の短縮
散水してから漏水として現れて目視出来るようになるまでの時間は様々です。
早ければ1分程度で再現出来る場合も有れば、30分や1時間以上掛かる場合も有ります。
赤外線カメラを使用する事で目視出来ない温度変化を捉え、より早い時間で漏水しているかどうかの判断をする事が出来ます。
〇室内被害の軽減
散水調査は水を掛けて漏水を再現する調査となる為、少なからず建物に対して影響が有ります。
高感度の赤外線カメラを使用する事で、より少ない散水時間と散水量で漏水しているかどうかの判断をする事が出来るようになります。
建物や室内被害を軽減する為に赤外線カメラを併用した調査を推奨致します。
〇見落としの軽減
散水調査のみで行った場合、目視出来ない漏水はそのまま気付かずに終わってしまう場合が有ります。
天井点検口が無い箇所の漏水などは天井からポタポタ水が落ちてこないかを目視で見るのみの調査となります。
「屋根裏の断熱材が水を吸い込み、室内側には出てきていないが屋根裏で漏水している」なんて事は良くあります。
そのような見落としを無くす為にも赤外線カメラは非常に有効です。
※弊社の前に散水調査を行った業者では漏水原因を見つけられなかったが、弊社で調査したところなんと5ヵ所からの漏水を発見した事例も有ります。
〇新たな発見
「現在室内側に目視出来る漏水が起こっていない箇所でも実は漏水していた」「過去に漏水した形跡がある」「断熱材不足・欠損」など、通常目視で判断出来ない事が新たに分かる事が有ります。
このような発見が出来ると今後の修繕にも役立ちます。
このように赤外線カメラを使用するメリットは沢山有ります。
(※注意して下さい!)
赤外線カメラを持っている業者は沢山存在しますが、知識は無く、ただ持っている方がほとんどです。
赤外線カメラは知識が無い人が使用すると誤った診断になります。
経験や知識がある方に診断してもらう事を強くお勧め致します。
弊社「雨漏り119札幌店」担当の「藤田諒」は国際ライセンスである「ITCサーモグラファー」や「赤外線建物診断技能士」の資格を取得しておりますので安心してお任せ下さい。
又、赤外線カメラ自体の性能や金額はピンキリです。
1万円程度の安い物から300万円以上の物まで様々です。
弊社でも20万円程度の物から200万円程度の物まで赤外線カメラを使用してきましたが、正直言って安いもの安いなりで、カメラによって調査の精度に影響が出るレベルで全く違います。
弊社で使用している赤外線カメラはFLIR社のT540の高感度カメラを使用しておりますので安心下さい。
グレードの低いカメラと高いカメラの画像比較↓ ※同じ場所を撮影しています。
【FLIR社 E4シリーズ】
【FLIR社 T540シリーズ】
見え方が全く異なり、精度も違います。
広範囲になると更に差が出ますので、カメラの違いでも調査の質は異なります。
■業者選びのポイントや注意点
一括見積サイトや業者紹介サイトって安心ですか?
あくまでも私の考えですが、便利な物ではあるが、そのサイトのみで業者を選ばない方が良い、です。
ここ数年で一括見積サイト(登録すると無料で複数業者から見積を取れる)や地元の優良業者紹介サイト(無料で地域の優良工事店を紹介してもらえる)のホームページが増えており、利用されている方もいるかもしれません。
これらのサイトの良し悪しを判断するにはどのように運営しているかを知ると良いです。
実際に弊社もこのようなサイトに登録していた事が有ります。サイトにより細かな部分は異なりますが、以下が主なシステムです。
「登録手数料=入会費」
塗装業者がサイトに手数料を払い、お客様から見積依頼が来たら紹介してもらえるようになります。
業者の入会基準はほぼ無いと言っても良いサイトもあり、「優良会社を紹介」とは一体なんなのか疑問になってしまいます。
「紹介手数料」
塗装業者がお客様に見積を提出する為には、1案件ごとに〇〇円をサイトに支払う事が必要になります。
「成約手数料」
契約になった場合、契約金額の10%~20%を塗装業者はサイト側に支払う。
いかがでしょうか。サイト側も商売なので、利益が必要で、塗装業者から手数料を得て成り立っています。
そして塗装業者は見積金額に成約手数料や紹介手数料を上乗せしてお客様に提出する為、お客様は結局「無料で紹介してもらう」どころではなく、通常の金額(適正価格)の10~20%も高く工事の代金を支払う事になるのです。
「高くても良い工事」ならばそれで構わないという方もいらっしゃるかもしれませんが、紹介サイトの中には入会基準がほぼ無いような場合も多数有り、塗装業者の質が悪い事がある為、最悪の「高くて悪い工事」になる事も有ります。
このように一括見積サイト・業者紹介サイトのみで業者選びをしてしまうと、リスクがある為、他の塗装業者へも直接の見積依頼をしてみて比較する事をお勧めします。
建設業許可を持っているか?
建設業許可とは「不正または不誠実な行為をするおそれが明らかにない業者・様々な必要な要件を満たしている業者」に与えられる北海道知事からの許可になります。※弊社は建設業許可取得済です。
実は建設業許可を保有していない会社でも軽微な工事(500 万円以下の外壁塗装や屋根塗装・リフォーム工事など)を請け負う事は可能です。
例えば昨日まで飲食店をやっていたが、今日からリフォーム業を始めます!という場合でも、実際に工事を行う下請け工事会社さえ見つければ、500万円以下なら工事可能なのです。
これを利用した悪徳リフォームが増えているのは事実です。
持っていない業者=悪徳業者ではありませんが、「ちょっと怪しいなぁ・・・不安だな・・・」と感じた際に尋ねてみてはいかがでしょうか?
業者選びの判断材料の1つになると思います。
創業年数はどれくらい?
創業年数が長いというのは信頼感がありますよね。
短いからといって悪いわけではありませんが、長いということはそれだけしっかりした施工を行い、リピーターがいるという事だと思います。
工事に関する資格はあるのか?
工事に関する資格、あった方が安心ですよね。
しかし資格といっても実に様々なものがあります。
1級塗装技能士、2級塗装技能士、施工管理技士、色彩検定、外壁診断士等々・・・。
一番気にすることが多いのはやはり「塗装技能士」の資格でしょう。
学科試験、実技試験を受けて合格すると取得する事が出来るもので、弊社にも1級、2級を所有している職人がいます。
しかし、「建設業許可証」と同じく、持っていない会社、職人=良くない会社、職人ではありません。
義務付けられているわけではありませんから、試験を受けに行かない職人も多数いますし、有資格者よりも素晴らしい技術を持った職人だって沢山います。
怪しさや不安を抱いた時に尋ねてみると、1つの判断材料になると思います。
以下が弊社・弊社職人・スタッフが保有している主な資格です。
【塗装技能士/施工管理技士/外壁診断士/色彩検定/雨漏り鑑定士/ITC サーモグラファー/赤外線建物診断技能士職長・安全衛生責任者/有機溶剤作業責任者/足場作業主任者/高所作業車/LIXIL 窓マイスター】
その他、ご不明な点やご質問がございましたら、どんな些細な事でもお気軽にお問い合せください。
フリーダイヤル:0120-128-326 または【お問い合せフォーム】にてお気軽にご連絡下さい。