塗装の間隔に関して
皆様!お久しぶりです。。。かなり久々にブログを書いております、藤田諒です。^^;
11月に入り、工事可能な時期はあと僅かになりました・・・
少し時間に余裕が出来たので、ブログ更新をしている次第であります・・・(笑)
まだ終わってはいませんが、今年も色々な事(現場で)がありました。
そんな事を少しずつブログで話していければと考えています。
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さて、まず今回は 塗装間隔 についてです。
塗装間隔とは?
外壁の塗装や屋根の塗装では基本的に3回塗り(下塗り・中塗り・上塗り)となっておりますが、
下塗り・中塗り・上塗り の間隔の事を指しています。
塗料のカタログを見てみると3時間を工程の間隔としています。
(23℃)を想定して・・・と記載されています。
「では、23℃より低い場合や高い場合だとどうなんですか?」という話。
答えからいうと、
「3時間」はあくまでも目安。
気温の他に風も絡んできますし、日当たりの良い面と悪い面があれば、乾燥も異なります。
では、環境が異なる全ての現場でどのように統一してカタログに記載出来るんでしょう?
無理ですね。はい。(笑)
塗料メーカーにも確認してみると
3時間は目安で、基本は現場の作業員が触って、乾いていて塗装可能と判断すれば良い
との事です。
つまり、「現場で判断してね。それが職人なんだから」っていう話です。
その通りなんです。
「1日に下塗りと中塗りをやるのはおかしい」
「最低限1日は工程間隔をあけるべき」
という業者や、お客様もいらっしゃるようですが、乾燥さえしていれば基本的に全く問題ないんです。
さすがに1日で3回塗装は出来ませんが^^;
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最近はインターネットで色々調べている方が多く、ネットにはさまざまな情報があります。
ありますが、それがどんな意味合いなのか判断出来ていない方が正直に言って多いです。
勿論それは専門的な知識と経験が無ければ、難しいので仕方ありません。
弊社に限らず、どんな会社でも同じですが、会社によって考え方や、やり方は違います。
発注した業者に任せる・信頼する、という事も重要じゃないのか?と思います。
塗装工事に教科書は無いですし、正解はありません。
やったらダメな事はありますけどね^^;
今回の塗装間隔の話で考えれば
私はこんな事を考えています。
■最近は暑いから1日で下塗り・中塗りまで終わらせる。次の日に上塗りを終わらせる。
そうすれば養生(窓をビニール等で塞ぐ事)期間を短く出来るので、
お客さんにストレスを与えないだろう。
■養生は窓に付けている期間が長くなれば、テープの糊の跡も残りやすい。
明日からは雨が続きそうだ。今日仕上げを行い、養生を撤去してしまわないと汚くなりそうだ。
■明日から雨が続くが、今日は下塗り・中塗りまでが限界。
養生を一部分撤去し、一部の窓の換気が可能な状態にしておこう。
■明後日から雨が続きそうだ。明日は晴れるが、養生を行うとしばらく撤去できそうにない。
明日は晴れているが作業はしないでおこう。
「なるべく養生期間を短くし、お客様にストレスの無い工事と綺麗な仕上がりを提供したい」
これが私の考え方です。
勿論、間隔はある程度空けなければ、ダメなので、可能な範囲でです。
色んな考えがあると思いますし、自分の考えが100%全ての人にとって良いとは思わないです。
ただ弊社に依頼して下さる方々にはこのような考えてやっています。という事を理解して
共感して頂けると嬉しいな、と思います。
本日の「塗装の間隔に関して」は以上になります。
次回もこのようなお話を用意しますので、是非お楽しみに!
それでは!