見積書のチェックポイント その1
こんばんは!
最近見積等が忙しくなってきており、遅い時間の投稿になります。
いつもありがとうございます。
さて本日はお見積書のチェックポイント その1 です!
※2があるか不明です(笑)
皆様相見積もりはご存知だと思います。
複数の業者に見積りしてもらい比較するという物です。
では相見積もりの際に何を見比べているでしょうか?
金額?内容?細かさ?
様々かと思います。
今回はそんな相見積もりで何を見比べたら良いのか?といったお悩みに役立つと良いなぁ~
と思っての投稿です。ぜひ参考にしてみてください。
まず一番先に目に入るのは金額だと思います。
3社ほど見積りをとると、だいたい同じ金額だった。というほうが少ないと思います。
では何故差が出るんでしょうか?
金額には当然原価という物がありますね。
では塗装工事の原価って何でしょうか?
主に2つあります。
1つは材料費。
これは皆さん一番最初に浮かびますね。
塗料やコーキング材はもちろん、シンナー代、刷毛代、ローラー代、燃料費、養生材料費、、、
いろいろあります。
では2つめは??
それは人件費です。
塗装の金額の多くは人件費が占めます。
足場を組むための人件費
高圧洗浄の人件費
下地処理の人件費
塗装するための人件費
コーキングを撤去して打つための人件費
様々な作業に人件費は掛かります。
この人件費が塗装金額の多く占めるので、やる内容が多ければ多いほど
細かければ細かいほど人件費は掛かります。
その為、外壁屋根シリコン塗装工事○○円!
という文言だけで比較できません。
外壁・屋根はどんな作業をして塗装するのか??というところが最も重要です。
外壁は
高圧洗浄水洗いをするのか?とか
劣化してしまった部分はどうやって補修するのか。とか
コーキング工事は含まれているのか?とか
コーキングは撤去して打ち直しなのか、又は今の古いコーキングの上に増して打つだけなのか
屋根はペーパーを掛けるのか?
屋根はハゼ締めを行うのか?
屋根のさび止めは全面塗装するのか?錆びているとこだけなのか?
といった内容が重要なんです。
やればやるだけ人件費が掛かるので、高くなります。
逆に言えば手を抜けば抜くだけ人件費は落ちます。
なので金額だけで比較すると良くないんですね。
前に相見積もりのお客様に言われたことがありました。
「ほかの業者より20万円もたかい!」
他社さんの工事内容はどんな内容なんですか?と聞くと
「同じだよ!シリコン塗装!」と。
そして実際に見せてもらったところ・・・こんなに違いが・・・・
①外壁コーキング工事
弊社 外壁コーキング撤去打ち
他社 外壁のコーキングは増し打ち
②屋根ペーパー掛け・ハゼ締め
弊社 2つとも行う
他社 2つともなし
③屋根錆止め
弊社 全面塗装
他社 錆びているとこのみ塗装
④屋根上塗り回数
弊社 2回
他社 1回
こんなに内容が違うんです。
それは当然高くなりますよね。人件費も材料の使用量も違います^^;
「シリコン塗装」だけだと全く内容がわからないんですね。
なので見積書を見るときは以下を注意して見てください。
①外壁や屋根の下地処理は何をするのか?
②外壁は何を何回塗るのか?
③コーキング工事は撤去打ちなのか、増し打ちなのか。
※部分撤去・打ちという業者もいますので、全撤去・打ちなのかハッキリさせた方が良いです。
④錆止めは全面塗装なのか部分塗装なのか?
⑤屋根の上塗りは何回なのか?
※結構上塗り1回の業者はいます。
シリコンの耐久年数は10年程度と言われますが、上塗り2回で10年程度です。
1回だと半分の5年です。塗膜の厚みが半分ですからね。
上記が業者間で異なる部分が多いです。
そのほか材料も異なるのでその話はまた今度で。
いかがでしたでしょうか?
参考になると幸いです。
それでは本日はこの辺で。おやすみなさい!